パナソニック(ホワイトカンファレンス1位)がキヤノン(同5位)に勝利し、準決勝進出を決めた。

パナソニックは前半2分、ラインアウトからCTBパークスのキックパスをCTBライリーが受けて先制トライ。その後も、SH内田のトライやSO松田のPGで得点を重ね、着実に点差を広げた。

20-3で迎えた後半7分には、キヤノンのSO田村に自陣ゴール前の密集でボールを押し込まれて10点差に。しかし、その後はパナソニックの鉄壁な防御と個人技で圧倒。同17分には今春に順大医学部に入学し、今季限りで現役引退するWTB福岡が貴重な追加点を挙げた。巧みなステップとスピードで相手3人を交わし、約80メートルの独走トライを決めた。

準決勝は15日に大阪・花園でトヨタ自動車(レッドカンファレンス2位)と対戦する。