22年北京オリンピック(五輪)代表の河辺愛菜(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、SPで61・44点をマークし、2位発進した。

冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めたものの、ルッツ-トーループの連続3回転、後半の3回転フリップに回転不足を取られるなど、ジャンプで得点を伸ばしきれなかった。それでもスピンとステップシークエンスは全てレベル3以上をそろえ、大きなミスなく滑り切った。演技後は「思ったよりも緊張せずに、すごく落ち着いて滑り切れた。大きなミスなくまとめ切れたのは成長したところかな」と振り返った。一方で、点数には「低くても65(点)は欲しいという思いでいたんですけど、結構下回っていたので」と悔しさもにじませた。

首位の高木謡(太陽生命)とは0・61点差で、逆転優勝に向けて31日のフリーに臨む。「落ち着いてやることをやったら、全然優勝はできるっていう自信はまだ持っている」ときっぱり。ただ、大学4年の今季にかける思いは結果だけではない。フリーは以前から一番滑りたかったという「オペラ座の怪人」で、「オペラ座といえば自分だよねって言ってくださるぐらいのものを作りたい。もちろん結果も出したいですけど、4年生の年だからこそ、記憶に残ってほしいなって思いが強い」と意気込んでいた。

◆女子SP上位成績

<1>高木謡(太陽生命) 62・05点

<2>河辺愛菜(オリエンタルバイオ/中京大) 61・44点

<3>奥野友莉菜(明治大) 57・91点

<4>三枝知香子(MFアカデミー) 57・33点

<5>田辺桜香(日本大) 50・42点

<6>穂積乃愛(早稲田大) 49・59点