北京で再び太陽のように輝くために-。カーリング日本代表で18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)女子銅メダルのロコ・ソラーレが来年2月の北京五輪出場に王手をかけている。

【ロコ・ソラーレ】勝てば北京五輪出場!大一番トルコ戦/ライブ速報>

オランダ・レーワルデンで開催中の世界最終予選で、ここまで7試合を戦い6勝1敗の暫定首位。今日16日午後10時からのトルコ戦に勝てば、2大会連続の五輪出場が決まる。そもそも「ロコ・ソラーレ」の意味とは?メンバーは? 大一番を前におさらいします。

チーム名はチームの拠点である北海道北見市常呂町で、地元の略語として使われる「常呂っ子」から取った「ロコ」に、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」を組み合わせて名付けられた。

10年に創設された。中心となったのはチーム青森で06年トリノ五輪で7位、10年バンクーバー五輪も8位入賞の本橋麻里。競技が盛んな出身地で、選手の勧誘からコーチの招請、練習場所の確保などすべてを1人でこなした。周囲から「無理」と言われたことは1度や2度ではない。それでも思いを貫き通し、徐々に「仲間」が集まっていった。

設立メンバーで現在も残るのはリード吉田夕梨花、セカンド鈴木夕湖。サードは吉田夕の姉知那美、スキップ藤沢五月、リザーブ石崎琴美が加わり、現在の陣容となった。

なお、本橋はロコ・ソラーレの育成チーム「ロコ・ステラ」でスキップを務め、後進の育成にも力を注いでいる。