北京オリンピック(五輪)スピードスケート女子代表の堀川桃香(白樺学園3年)が1日、北海道・芽室町の同高で卒業式に出席した。

五輪ではスピードスケート陣唯一の現役高校生選手として女子5000メートルに出場し、7分6秒92の自己ベストをマークし10位。卒業式では同高が堀川のために創設した「栄誉賞」を授与された。「代表の練習や五輪などもあって、友達と会うのは10月以来。半年ぶりにみんなの顔を見られて、ほっとした。楽しかった」と笑顔で話した。

 

卒業後は高木菜那(29)らが所属する強豪・日本電産サンキョーに加入する予定だったが、この日、同社はスケート部の廃部を決定。「4年後はあっという間。ここから、さらにスケートと向き合って、本気でやっていきたい」と26年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会でのメダル獲得を見据えているが、今後新たな所属先を探すことになる。