東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、得意種目の予選で全体8位となる59秒59で、8人による決勝に滑り込んだ。予選3組第4レーンで3着だった。

決勝は午後に行われる。派遣標準記録は、57秒79に設定されている。

世界選手権(6月18~7月3日、ブダペスト)などの代表を決める今大会、池江は2日の50メートルバタフライに続いて4日の100メートル自由形で派遣標準記録を突破できず、レース後に涙を流した。

最終日のこの日は50メートル自由形にもエントリーしていたが棄権。“本職”ともいえる100メートルバタフライ一本に絞って、個人種目では5年ぶりとなる世界大会出場を目指す。