ラグビー日本代表や早大の監督を務め、昨年11月14日に86歳で亡くなった日比野弘さんを囲む会が3日、都内で行われた。

発起人の1人で早大出身の森喜朗氏(84)や、元早大監督で日本協会副会長の清宮克幸氏(54)ら約500人が参加。会場には生前の写真が飾られ、参加者は献花をささげて故人をしのんだ。日比野さんは早大の監督として3度の日本一に導き、ラグビー史の記録収集にも力を注いだ。祭壇に一礼した森氏は「1つの時代を作り上げられた。人間味があり、何ともいえない雰囲気を持った人だった」と振り返った。