転んでも全勝した。札幌国際大がチーム石村を下し、SC軽井沢クと並び3戦3勝で男子首位タイに立った。

この日1試合目の常呂ジュニア戦では、1-2とリードされて後攻で迎えた第6エンド(E)に、スイープしていたフォースの青木豪(22)が、ガードストーンを避けようとした際にバランスを崩して転倒。氷上で1回転するような形となり、手にしていたブラシが飛んだ。

ケガはなく、このエンドのラストショットで逆転の2点ドローショットを決めるなど7-2勝利に貢献。2試合目のチーム石村戦は、転倒の際に「視界がやばい」と話していたメガネの「ねじが緩んでいたので締め直した」と、異常なし。正確なショットを繰り返し連勝の尽力した。青木は「(転倒は)一緒にスイープしていた(リードの)新野(和志)のブラシにつまずいてしまった。体の方もメガネも問題ない。3連勝といいスタート切れて良かった。優勝を目指したい」と話した。