日本の吉田萌(めぐむ、26=ザ・クラブピア88)と中学生で代表入りしたホープ比嘉もえ(14=AS広島)組は、89・9444で4位だった。3位に1・3178及ばず、デュエットでは3大会ぶりのメダル獲得とはならなかった。

予選4位通過の日本は、決勝に残った12組中9番目に登場。女剣士をテーマとした曲に乗って予選を上回る同調性を見せた。

演技を終えた時点で3位。残り1組を迎えた時点でもメダル圏内に残っていたが、最後に登場した予選2位ウクライナのアレクシーア姉妹が、日本などを上回る演技を披露した。

史上最年少14歳で日本代表入りした比嘉は、プロ野球広島元選手の寿光氏(41)を父に持つホープ。世界選手権に向けて、「年齢は関係ない。中学生でもできるところを世界に見せつけたい」と意気込んでいた。

優勝は中国、2位ウクライナ、3位オーストリアだった。今大会は強豪ロシア勢はウクライナ侵攻の影響で出場していない。