勝てば2次ラウンド進出が決まった日本(世界ランク7位)は、0-3(26-28、17-25、27-29)のストレートで16年リオデジャネイロ五輪金メダルの中国(同4位)に敗れた。

第1セット(S)に3度、第3Sは4度のジュースになる接戦。第3Sの途中で絶対的エースで主将の古賀紗理那(26)が、ブロックした際に右足首を負傷し、途中退場するアクシデントに見舞われた。

真鍋政義監督は「1セット目、3セット目とジュースになったんですけど、最後はやっぱり力と高さに負けた感じがします。12番の選手(リ・エイエイ)は素晴らしい。日本のブロックの上、横を全て打たれたんで。今日はディフェンスも機能しなかった」と悔しそう。さらに、エース古賀の負傷について、同監督は「ちょっとまだ分からない状況です」と話すに止めた。

途中出場でスパイク決定率100%(7分の7)で、主将離脱の穴を埋める活躍だった山田二千華(にちか、22)は「コートの外から見る情報が多かった分、それをコートの中で体現しようと思った。(次戦は)自分たちのやるべきことに目を向けて、切り替えてやっていきたいです」と語った。

2勝1敗の日本は、30日の第4戦で強豪ブラジル(同2位)と対戦する。

【世界バレー】真鍋ジャパンvs中国、26-28、17-25、27-29で敗れる/ライブ詳細>>