関東大会を制した習志野(千葉)が駿台学園(東京)の猛攻に屈し、準決勝敗退となった。

身長196センチのミドルブロッカー小田周平(3年)を軸に、6年ぶりに4強に進出したが、力尽きた。

第1セットを19-25で奪われると、第2セットは13-25と攻め込まれた。第3セットも20-25で奪取を許し、ストレート負けを喫した。6年前の準決勝でも駿台学園に1-3で敗れており、リベンジとはならなかった。

鈴木明典監督(35)は「感謝しかないです。公式戦で負けるたびにすぐに帰って、練習してきました」と最上級生との日々を回想しながら、ねぎらいの言葉を送った。

今大会初の有観客開催となり、試合中には野球応援でもおなじみの「レッツゴー習志野」などが流れた。手拍子が送られる中での熱戦を終えた指揮官は、「これだよなと思いました。うれしかったですね」とほほえんだ。

勝利した駿台学園は、明日8日午前11時30分から、鎮西(熊本)との決勝(東京体育館)に臨む。

【春高バレー スコア速報】はこちら>>