カーリング全農日本選手権(北海道北見市常呂町)の合同会見が28日に行われ、女子で連覇が懸かるロコ・ソラーレの藤沢五月(31)は「自分たちがやってきたことを発揮して、自分たちらしくできれば。その中で結果はついてくる」と穏やかな表情で話した。

約2週間前には、ワールドツアー最高峰グランドスラムのカナディアン・オープンで優勝。アジア勢初のグランドスラム大会制覇は「自信になった」とうなずく。そのうえで、「ここまで来ることができるのも、日本のトップチームのレベルが上がってきたからこそ。そのレベルの高さを、今回の日本選手権でも出したい。楽しい試合、見ていて面白い試合にしたい」。国内の強豪が集う大会で、いつものように明るく戦い抜く。

昨年5月に行われた前年度に続いて、地元のアドヴィックス常呂カーリングホールで今回も実施される。13年の施設オープンから区切りの10年目。「その記念すべき年に出場できることに感謝しているし、だからこそいい試合をできれば」と意気込みを口にした。

1次リーグは29日から始まり、男女9チームが総当たりで対戦。上位4チームがプレーオフに進み、決勝は2月5日に行われる。