フィギュアスケートの世界選手権は23日、さいたまスーパーアリーナでペアフリーが行われる。

初優勝すればグランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権と合わせて日本初の「年間グランドスラム」達成となる、ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)は最終滑走。前回王者でSP2位のアレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー(米国)組とは6・08点差となっている。

23日午前11時開始となるペアフリー最終組の滑走順と、SP終了後の上位3組のコメントは以下の通り。

〈17〉ディアナ・ステラートデュデク、マキシム・デシャン(SP4位=72・81点、カナダ)※午後2時15分開始

〈18〉サラ・コンティ、ニッコロ・マシ(SP3位=73・24点、イタリア)※午後2時23分開始

◆コンティ「非常に優秀な2組と一緒に、ここ(SP上位3組の会見)に来られてうれしい。私たちにとってはベストなSP。デススパイラルでミスをしていまいましたが、感情的には高まっていますし、いい演技ができたと思います」

〈19〉アレクサ・クニエリム、ブランドン・フレイジャー(SP2位=74・64点、米国)※午後2時31分開始

◆フレイジャー「しっかりと練習してきたことを出せました。個人的にはジャンプのミスが悔やまれる。もちろんミスがなければ良かったですが、どうしてもそういうことは起きてしまう。全体的には演技に誇りを持っています。日本の観衆の皆さんの前で演技できたことを、うれしく思っています」

〈20〉三浦璃来、木原龍一(SP1位=80・72点、木下グループ)※午後2時39分開始

◆木原龍一「80点台に乗せられるかという不安が少しあったんですけれど『自己ベストは超えられるかな』という自信はあったので、すごくうれしかったです」