男子は羽黒が山形中央を88-69で下し、6年連続7度目の優勝を果たした。U-19日本代表の小川瑛次郎(3年)が3点シュート(3P)2本を含む両チーム最多35得点をマークした。女子は山形中央が酒田南に98-53で大勝し、5年連続5度目の優勝となった。優勝校は全国高校バスケットボール選手権(12月23日開幕、東京)に出場する。

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羽黒が「スタイル」を見失わず、歴代最長タイのV6を達成した。相手の熱い応援に押され、第2クオーター(Q)は一時12点差をつけられたが、終盤に追い上げ、39-44と5点差で後半へ。第3Q序盤、小川が連続得点で勢いをつけると、佐々木健登(3年)の速攻などで逆転に成功。同Qに26得点を挙げ、優位に立った。小川は「ハーフタイムに(斎藤仁)先生から『走るバスケが羽黒のスタイル』と強く指示をもらった。その指示を遂行できた」と総括した。

1年時から全国を経験するエースは、優勝と全国切符を決めると、力強く両拳を握った。「この3年間、あっという間だった。1年生からずっと目標だった(全国)ベスト8が達成できていないので、今年こそは必ず達成していい終わり方をしたい」と意気込んだ。

今後の飛躍が期待される逸材だ。昨夏はU-17ワールドカップに出場し、3P成功率1位。今夏は同19代表として世界を体感。「U-17と比べて全然、体の大きさや強さが違った」。大会後、世界のレベルの高さをチームに伝え、選手がウエートトレーニングなどに励む相乗効果も生まれた。目標は「持ち味の3ポイントシュートは確率1位、入れる本数1位とか数字もだが、苦しい時に入れられるようなシューター。相手から嫌がられるようなプレーヤーになること」。高い向上心と技術を持つエースが、今年も上位進出への一翼を担う。【相沢孔志】

 

○…山形中央が、初優勝を狙った酒田南を圧倒した。野球部やサッカー部などの応援が響く中、米村藍(2年)が第1Qに3連続3Pを含む15得点。「周りからのアシストもありながらしっかり決めて得点を重ねられた」とチームメートに感謝した。幸先の良いスタートを切ったチームは、1度もリードを許さない完勝で初優勝からV5とした。昨年の全国選手権はメンバー外で「来年は絶対にここに立つ思いでやってきた」。この日3P6本で28得点の2年生が爆発すれば、初の3回戦進出も見えてくる。