コベルコ神戸スティーラーズがリコーブラックラムズ東京に「守りの逆転勝ち」で本拠地戦3連勝、勝敗を五分に戻した。
神戸は前半3分にトライを奪われ、同12分にはPGで0-8と点差を広げられた。その後も相手の攻勢にほぼ自陣で戦う「魔の時間帯」に耐えた。何度も5メートルライン付近で耐え、7-8の27分には相手トライが反則で取り消しになる粘りで前半を21-8で終えた。
デイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC)は「タフな時間が多かった前半を耐えられたのが大きかった」と振り返る。対照的にBR東京のタンバイ・マットソンHCは「序盤のチャンスを生かせず、27回ターンオーバーした。そうなればゲームを支配するのは難しい」と嘆かせた。
後半は徹底して圧力をかけた。特にセットプレー。神戸のロック、ブロディ・レタリック主将は「長い時間、我慢する強さを失わなかった。特にラインアウトでプレッシャーがかけられた」と振り返る。
今季の神戸はアウェー戦で3戦3敗だが、逆にホーム戦はこれで3戦全勝とした。特に前節、1月19日の浦安D-Rocks戦も契機となった。1月17日に阪神・淡路大震災から30年の節目をへて、特別なジャージーで臨んだ試合を50-22と大勝した。
同主将は「(前節を機に)チームのために見えないところのハードワークが目立ってきた。それが変化だ」と明かす。
次節、8日もホームの神戸ユニバー記念競技場で東京サントリーサンゴリアス戦。「内弁慶」でもいい。連勝の波に乗る。【実藤健一】


