ベテランのPG五十嵐圭(44)が、試合を引き締めた。Bリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBBは湘南に74-54で勝ち、前日のリベンジを果たした。五十嵐はチーム2番目の15得点をマーク。要所でシュートを決め、流れを引き寄せた。

泥くさくリングを捕らえた。第1クオーター(Q)、連続得点されて13-10と追い上げられた後だった。相手の厳しいマークをドリブルで外し、崩れ気味の体勢でレイアップ。「少しでも詰めてファウルをもらう」。狙い通りにバスケットカウントで、フリースローも成功。3点プレーで突き放した。

主導権を握って勝利が見えてきた第4Qは、開始から出場。「自分が起点になってボールを保持する」。残り1分52秒に自身のフリースローで72-52と差を広げるまでコートに立った。鵜沢潤監督(43)も「シュートタッチも良かったので、クロージングまで任せた」。大黒柱がしっかりとゲームを締めくくった。

前節品川戦2試合と、湘南戦の1戦目まで3試合連続無得点だった。疲労などから左膝に痛みを感じていた。「少しセーブしていた感じがしていた」。この日はリング下でも勝負するなどアグレッシブに15得点。「ここ数試合、チームに貢献できていなかった。こういう形になったのは良かった」。大黒柱が健在ぶりを示した。【斎藤慎一郎】