大声援を背に、連覇に向けて力強く前進する。ハンドボール・リーグH王者のブレイヴキングス刈谷が、25日に愛知・刈谷市体育館でホーム開幕戦に臨む。昨季7位のトヨタ自動車東日本宮城と対戦。昨シーズン7年ぶりに覇権を奪還して迎えた今季は、敵地での2連戦スタートとなったが、地力を発揮し連勝発進。地元ファンの前での白星で、頂点へさらに加速する。
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RB渡部仁主将(36)がホーム開幕戦を前に、感謝の思いを明かした。「僕たちは日本一のホームゲームをしていると思う。ファンの方たちが作る雰囲気は最高だし、一緒に戦ってくれているという実感もある。ホームではいつも以上の力が出せるんです」。
3季前に日本リーグからリーグHへと変わり、環境の変化を実感する。「スタッフの力もあって会場の装飾とか演出とか変わりました。ファンの方の熱気も増えました」。試合後には全選手が並んで、観客をハイタッチでお見送り。そんな積み重ね一つ一つが、スタンドをチームカラーの真っ赤に染め、休むことなく声援を送り続けてくれる一体感を作りあげた。「うちとのアウェー戦を戦う相手は嫌だと思いますね」という言葉通り、昨季はホーム負けなし。その勢いのまま、頂点に立った。
王者として迎えた今季。「昨年は王座に返り咲くのではなく、新たに(優勝を)取りに行った。今シーズンも連覇を狙うのではなく、チャレンジャーのつもりで戦いたい」。36歳になってなお進化を続け、「今が一番走れます」という頼もしいキャプテン。「バチバチの熱い試合がしたいですね」と自信を胸に、本拠地開幕を心待ちにした。
◆昨季のホーム戦観客数 ブレイヴキングス刈谷の昨季ホーム戦の平均観客数はリーグ2位の1417人で、前季比34%増(1位は豊田合成名古屋の1560人)。25年12月13日に行われた福井永平寺ブルーサンダー戦(愛知・スカイホール豊田)では、チーム最多記録となる2381人が集まった。
◆ブレイヴキングス刈谷 1967年にトヨタ車体ハンドボール部として創部。1992年日本リーグ2部で初優勝し、1部昇格。2011年全日本総合選手権(現日本選手権)で初の日本一に輝き、2018-19シーズンに日本リーグ初優勝。23年7月に名称をブレイヴキングス刈谷に変更した。チーム名には森の王者ゴリラのような圧倒的な強さと優しさで、ハンドボール界の勇敢なキングとなりたいという思いが込められている。マスコットはゴリラのブレッキン。


