<スピードスケート:全日本選手権>◇最終日◇21日◇帯広・明治北海道十勝オーバル
冬季五輪3度出場の糸川敏彦(35=とかちチームAA)が、今大会限りでの引退を発表した。総合7位だったが、20日の5000メートルでは2位と長距離スペシャリストの意地をみせた。ラストランとなったこの日の1万メートル(6位)後、リンク上で花束を受け取り、大粒の涙を流した。
高校2年時の92年アルベール大会に同競技史上最年少出場し、94年リレハンメル、02年ソルトレークシティーと3度の五輪を経験。選手生活を「悔しさと満足感がある」と振り返った。今後は現在も務めている母校の専大監督に専念する。「自分の大学時代のように、速いだけでなく強い選手を育て、達成できなかった夢を託したい」と話した。



