スーパーラグビー(SR)日本チームのサンウルブズは9日、ニュージーランド(NZ)オークランドでブルーズ(NZ)との今季第4節に臨み、20-28で敗れて2連勝を逃した。

チームは今季3敗目を喫したが、今季初先発のSO松田力也(24=パナソニック)が存在感を示した。前半開始早々に2本のPGを沈めると、同30分にはトライとゴールキックを決めて1人で13得点を演出。フル出場で高いパフォーマンスを披露し、日本代表入りへアピールした。

しかし、後半に入るとチームは反則を連発。FBマシレワ、フッカーのベラが故意の反則でシンビン(10分間の一時退場)になるなど、16個の反則を犯して自滅した。松田は「信じることをやり切れば勝てるのも分かったし、できなければ勝てる試合も勝てない。いいレッスンになった」と敗戦からも収穫を得た。16日には今季ホーム初勝利を目指して、東京・秩父宮ラグビー場でレッズ(オーストラリア)と対戦する。