ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表で司令塔として活躍した田村優(30)が29日、母校の国学院栃木高(栃木県栃木市)を訪れた。

全校生徒らを前に、田村は「歯を食いしばり、何を犠牲にしてでも勝つべきだと思い頑張ることができた。ベスト8という結果は最高」と大会を振り返った。

生徒の一人が心がけていることを尋ねると、田村は「まず有言実行であること。そしてラグビーを100パーセント全力で楽しむことだ」と答えた。そして「夢や目標はかなう。あきらめず一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。

同高ラグビー部の3年生藤倉大介さん(18)は取材に対し「先輩の新鮮な考えを聞くことができて良かった」と笑顔で話した。(共同)