大相撲名古屋場所(10日初日)を3度目のかど番で迎える大関琴欧洲(28=佐渡ケ嶽)は6日、愛知県一宮市の佐渡ケ嶽部屋で調整した。差した右腕の使い方を意識しながら、幕下以下の力士に胸を出した。技量審査場所で悪化した右膝は「ちょっと痛い」そうだが、宿舎で治療を受けながら場所に備える。初日が間近に迫っても「場所の意識が出ていない。(重圧は)まだない」とマイペースぶりを強調した。