かど番で迎えた大相撲九州場所を左肩脱臼により4日目から休場している西大関琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が来年1月の初場所で関脇へ転落することが16日、確実となった。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が、今場所で1勝のみの琴欧洲は再出場しないことを明らかにしたため、2場所連続で負け越すことになる。初場所で10勝を挙げれば大関へ復帰できる。

 史上4位の大関在位47場所の琴欧洲は3日目の小結松鳳山戦で負傷。「左肩鎖関節脱臼で全治4週間を要す見込み」との診断書を日本相撲協会に提出した。