大相撲の妙義龍(27=境川)と豪風(35=尾車)の両関脇が3日、東京・両国国技館の相撲教習所で開催されたファンとの交流イベント「妙義龍×豪風トークバトル!!」に参加した。角界随一の筋力トレーニング論を持つ2人だけに、豪風は「巡業とかでは『トレバナ』(トレーニングの話)を一緒にするんですよ」と明かした。司会者から稽古後のトレーニングジム通いのサイクルを問われると、妙義龍は「週に最低2回。基本は下半身です」。豪風は「肩の日、胸の日、背中の日と3日間に分けています」と答えた。トーク後に、じゃんけんで勝った女性を1人ずつ腕にぶら下げると、会場は大歓声となった。

 秋場所に向けて、妙義龍は「初めて上位に当たった時の気持ちを思い出して、2ケタ勝ちたい」。35歳2カ月で戦後最高齢での新関脇となった豪風は「ベテランは途中経過。今はレジェンドがありますから。9月場所は13年間で2回しか負け越していない験のいい場所なので、楽しみにしていてください」と胸を張った。