販売局員の築地ランチ日記

第４弾：慶福楼／カキの鉄板焼き

　横浜中華街の街そのものが食べ物に見えてきた販売局員です。

　いやー、さすがに３軒も食べ歩くと、立ち並ぶ飲食店から漏れてくる食べ物のニオイだけでゲップが出てきます（笑）

　さーて、食い倒れ祭り、最後のお店に向かいましょう！

　先輩、最後はどこの店っすか？

　「カエルとか食べられるらしいよ」

　ほほう。

　ワタシは以前、居酒屋でカエルの唐揚げを食べたことがあります。鶏肉みたいな食感で、味は悪くなかった記憶があります。

　ただ…。

　コロモの内側に緑色の皮が見えちゃったんですよねー。まあ、食べられないことはないだろうと思ってそのまま食らいついたら、皮が噛み切れなくてニュ〜ンって伸びちゃうんですよ（笑）

　あまり良い思い出はないんですが、久しぶりに食べてみますか。最後の店だと思うとホッとして、１皿くらいなら食べられそうな気がしてくるんだから不思議なモンですね。

　お店は「慶福楼」です。

　壁に貼り出してあるメニューを仔細に眺めても「カエル」の「カ」の字もありません。どうやらカエル君は冬眠でもしているんでしょう（笑）。正直なところ、少し安心しました（笑）

　お店の方におススメ料理を聞いてみましょう。

　「そろそろ季節も終わりなんですけど、カキの鉄板焼きが人気ですよ」

　カキは「Ｒ」のつく月なら食べられます。つまり９月（Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒ）から始まって４月（Ａｐｒｉｌ）までは食べても大丈夫ということですね。実際には１１月から２月までが美味しい時期で、築地の洋食屋「ヤナギ」では３月になるとカキフライは終わりになっちゃいます。

　せっかくお店の方のおススメでもありますし、名残りのカキをいただいてみましょう！

　コンガリと香ばしく焼き上がっていますねー。コロモはサツマイモを粉にしたものだそうです。

　お店の方が、鉄板に入れた醤油ダレとカキをよーく混ぜてくれました。ジュワジュワと良い音！ニンニクの香ばしい匂いがプンプンします。音も匂いも料理のうちですね。

　コロモが少し剥がれて、カキの色っぽい肌がチラッと見えます！うーん、このチラリズムがたまらないです。ちょっとダンナ、鼻血モンですぜ。ウヒヒ。

　これを見ちゃったら、どんなに満腹でもライスを注文せずにはいられません！

　すみませーん！ライスお願いします！あ、小ライスで（笑）

　オンザライス in 横浜中華街！

　うーむ、何だかカキが揚げ餃子みたいに見えますね（笑）

　もとい！

　オンザライス in 横浜中華街パート２！

　ニンニクの効いたタレとカキがよく合いますね〜。正直、お腹がパンパンで、もう何も入る隙間なんてないだろうと思いましたが、サクサク食べていけますよ。

　このカキの鉄板焼き、間違いなくビールに合いますね。仕事じゃなきゃ一杯やっているトコロです。

　この鉄板焼き以外にも、お酒のツマミに良さそうなメニューがたくさんありました。４軒回った中で、プライベートでどの店に行きたいかと聞かれれば、ワタシはこの「慶福楼」ですね。昼間っからビールか紹興酒を飲みつつ、アラカルトで２〜３品注文して飲んだくれたいです（笑）

　カキは先輩にも食べてもらい、何とか完食です！ごちそうさまでした！

　何とか生きてます！ホント、過食死するかと思いましたよ（笑）。

　我ながらよく食べましたね。一応、断っておきますが、ワタシは決して大食いではありません。一般的な３０〜４０代の男性よりは食べるとは思いますが、大食い選手権に出るほどの大食漢ではないです。

　そんなワタシでも、たかが５時間で４軒も食べられたというのは、どのお店も美味しかったからでしょうね。

　料理のコッテリっぷりは、我がホームグラウンド・築地のトンカツ、天ぷら、洋食も良い勝負だと思います。ただ、横浜中華街は、どのお店もけっこうな量がありました。「大盛りで！」と、わざわざ注文しなくてもライスはタップリ、麺類は丼にミッチリ詰まってましたね。

　帰り際、先輩から「横浜中華街のキャッチフレーズは何？」と聞かれました。

　このブログのリニューアル１回目に「築地は、コッテリだ。」というキャッチフレーズを出しましたが、横浜中華街の場合は何でしょう…。

　その場では即答できませんでしたが、このシリーズを書き終えてフト思いつきました。

　「横浜中華街は、テンコ盛りだ。」

　味はもとより、料理の種類の多さ、盛りの良さこそが横浜中華街の真髄のような気がします。

　奇特にも、こんな過疎ブログの企画記事を読んでいただいた皆さん、「Ｈ.Ｉ.Ｓ.世界卓球２００９横浜」を観戦に行く機会があれは、帰りに今回紹介したお店に行ってみてください。お世辞抜きにおススメですから。

　今後は本ネタである築地を中心にランチを紹介していきますが…。

　しばらくは中華料理は登場しないと思います（笑）。いやーとにかく食べすぎた！！！

◆慶福楼
所在地：神奈川県横浜市中区山下町２２１　電話：０４５-６８１-５２５６