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全日本インカレ・3日目
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種目 | 成績 | 選手名 | 記録 |
ハーフマラソン決勝 | 25位 | 岡田拓也B | 1時間7分55 |
28位 | 友廣哲也A | 1時間8分04 | |
30位 | 山口 航B | 1時間8分30 | |
男子400mH予選 | 3組8着 予選敗退 | 松本直記@ | 53秒54 |
5組失格 予選敗退 | 小川敦史@ | ― | |
男子4×400mリレー決勝 | 4着 | 清水C西村A光安B伊藤C | 3分10秒32 |
全日本インカレ2日目が国立競技場で行われた。混戦の男子110mHでは、今季上り調子の入江幸人が6位にはいった。200mでは、奥野裕嗣の決勝進出に期待がかかったが、残念ながら予選突破はならなかった。また、予選突破は厳しいといわれていた4×400mリレーは伊藤友広の快走もあり、1位で明日の決勝に駒を進めた。
明日は、9時15分ハーフマラソンより競技が開始される。
コメント
苅部コーチ
マイルは来年のこともあるから,1〜3年でやろうと思ったが、決勝に残ろうということで伊藤を使った。伊藤にはあまり負担を掛けたくなっかたが、それほど負担にならない展開だったし練習ということで。今日の走りではダメージはきていないだろう。決勝に残ったので明日は面白いレースになります。優勝に絡んでいけるようなレースを期待していてください。清水を使います。不完全燃焼なので完全燃焼させます。(110mHは)できれば三人(決勝に)残ってほしかった。西畑はスタートはよかったが、5台目くらいでひっかけてバランスを崩してしまった。その修正もきかなかった。高橋は1.2台目で崩してしまった。線もまだ細い。今回ベストを出したし、来年につなげてほしい。バランスを崩しても修正する能力という点で、まだ未熟。入江は足を痛めていて痛み止め飲んでなんとか決勝にいった。途中まで3番くらいにいたので惜しかった。力が拮抗している。ちょっとのミスで順位が変動してしまう。次につながればいい。決勝に出た8人中5人が3年生。来年も同じ。高校からずっと戦ってきた。切磋琢磨していってほしい。高橋の巻き返しにも期待したい。(
奥野)技術的なことでなく、気持ちの問題。アップはよかった。持ってるものは強いが、試合に発揮できなくては。練習は強いが、本番に発揮できていない。4年間そんな感じできてしまった。コーチングスタッフのミスもあるだろう。精神的なものは難しい。期待していただけに残念。(明日)400mHは、決勝は厳しいかもしれない。難しい。
110mH
入江幸人選手
調子は昨日よりもよかった。予選はタイムはよかったが、走りはよくなかった。今日はアップはよかったが、実践にはいかせず。(レース)準決勝は集中して安全に。決勝はガンガンいこうと思った。ハードリングが安定せず、あ〜っという感じ。(6位)普通に記録を出せば2位には入られた。ふがいない。上位に入った人は高校のときから知っている人たちで、来年もあたる。負けないようにしたい。(課題)調整方法。キレを欠いていた。前は動きが悪くてもキレがあればいけた。日本選手権からの練習に問題があったのかもしれない。(今後)記録の更新。技術、ハードリングを固める。来年に備えて13秒8台を普通に出せるように。16日の試合に出る予定。
走幅跳
沼倉雅樹選手
「(結果について)手ごたえがなく、そのために悔しさもなく。関カレと違って
、勝負して負けたのではなく勝負にならなかった。未熟だったのかな。動けていなか
った。足の張りで、試合前に練習していなかったのもあるけど。(不調の原因は)
自分でも聞きたいぐらい。自分自身波のある選手なので、今日は悪い方が出てしまっ
たのだろう。(最後の試合ということで)跳びたいと思ったが空回りしてしまった。
やはり、適度に適当なのが一番。今日は気合が入りすぎてしまった。(今後について
)大きな試合はこれで引退だが、これからも(陸上は)続けていくつも
り。自分自身が限界だと思うまで、細々とでもやっていきたい」
種目 | 成績 | 選手名 | 記録 |
男子110mH準決勝 | 1組7着 準決勝敗退 | 西畑宏史C | 14秒31 |
2組3着 決勝進出 | 入江幸人B | 14秒25 | |
2組6着 準決勝敗退 | 高橋誠B | 14秒55 | |
男子110mH決勝 | 6位 | 入江幸人B | 14秒14 |
男子200m予選 | 3組8着 予選敗退 | 奥野裕嗣C | 22秒16 |
男子800m予選 | 3組7着 予選敗退 | 吉岡亮C | 1分54秒61 |
男子4×400mリレー予選 | 4組1着 決勝進出 | 松本@光安B西村A伊藤C | 3分9秒44 |
男子走り幅跳び | 13位 | 沼倉雅樹C | 7m32 |
男子砲丸投げ | 21位 | 山田壮太郎@ | 13m66 |
晴天に恵まれ、第73回日本学生陸上競技対抗選手権大会兼アテネオリンピック代表選手選考会(全日本インカレ)が、国立競技場で開幕した。110mHの三人は順当に準決勝に駒を進めたが、100mの清水祐亮(経4)、4×100mRは予選落ちに終わってしまった。その中、三段跳びの梶川洋平(経3)、400mの伊藤友広(経4)はそれぞれ3位、2位と表彰台にのぼった。また、10000mの原田誠(社3)も29分台をマーク。強豪相手に健闘を見せた。
コメント
400m
伊藤友広選手
「(調子がよいと昨日言っていたが)体がけっこう動いた。目標としていたタイム(45秒台)は出せなかった。もう少し山口(東海大・1位)に近い位置でゴールしたかった。完璧ではないが43台は許容範囲内。来週の南部記念につながる。(走りは)最初100mは軽くいってバックストレートは風があったというのもあったが、スピードに乗り切れず、コーナーで頑張ったが最後まで持たなかった。350mくらいまでしかもたず、最後はばらばらになってしまった。前半の200mをうまくスピードに乗せられるようにしたい。(明日のマイルは)走ります。楽な組なので決勝にいければ。決勝になれば清水(祐亮)も使えるので。決勝を目指していく。(400mの今後)そこそこ走れた。日本選手権までの走りの流れの悪さがかいぜんされてきた。いい感じ、晴れやかな気持ちで、自信を持って試合をむかえる。(表彰台の笑顔は)清水達が前にいたので。走りが思い描いた走りに近かった。すごいよかったわけではないが。」
三段跳び
梶川洋平選手
「(調子は)悪い。一週間前くらいから全然走っていない。練習なしで望んだようなもの。走り方もおかしいし、助走もあわない。悪いなりにはよかったが。記録もいいものではない。なんともいえない。(他の人が試技中も練習してましたが?)多少でも練習して取り戻さないと跳べない感じだった。ちょっとでも動いて戻そうとした。(今後)16mなかばをとぶ。体をなおして16m30〜40をとぶことが目標。次は南部記念の予定。しかし、足の状態が悪い。狙っていくのは8月から。」
苅部コーチ
「今日は、リレー、清水が残念だった。清水は、あの組だけ向かい風だったので、運が悪かった。でも、決勝、優勝を狙うのであれば、2位には入っとくようにしなきゃいけなかった。リレーでの走りが良かっただけに残念だった。逆に良かったのは、伊藤と110mHの三人。伊藤は、予選で悪かったので、決勝は修正していこうと話した。前半から行こうと話していたが、山口君(東海大)にどこまで食らい付けるかっだった。ただ他の人には負けなかったから、力は出せたと思う。次は南部記念。今日をステップに南部記念でいい走りをすれば、オリンピックに行ける。もうちょっとスピード練習をして、45秒台は出したい所。明日は、110mH。決勝に残ってほしい。高橋は今日自己ベストを出したし、入江の怪我は心配だが力はある。西畑は、4年で最後のレースだし、うまくまとめてほしい。200の奥野は予選は大丈夫だろう。マイルは厳しいレースになると思うが、決勝に行ってほしい。」
種目 | 成績 | 選手名 | 記録 |
男子100m予選 | 清水祐亮C | 10秒66 | |
田中恭一郎B | 10秒80 | ||
男子400m予選 | 伊藤友広C | 47秒39 | 〃 決勝 | 〃 | 46秒37 |
1500M予選 | 清水陽介A | 4分00秒08 | |
10000m決勝 | 原田誠B | 29分38秒35 | |
110MH予選 | 西畑宏史C | 14秒34 | |
入江幸人B | 14秒13 | ||
高橋誠B | 14秒13 | ||
男子4x100mリレー予選 | 菅沢A・奥野C・田中B・清水C | 40秒79 | |
棒高跳決勝 | 松田翔吾B | 記録なし | |
三段跳び決勝 | 3位 | 梶川洋平B | 15m86 | 女子100M予選 | 関山栄見B | 12秒33 |
入江幸人選手(110mH出場予定)
「調子はいつもとかわらず。いいほう。当日にならないとわからないが。自己ベストを出さないと表彰台は厳しい。13秒8台をだしたい。(足は)試合になったら。大丈夫。
清水祐亮選手(100m出場予定)
「調子は絶好調。目標は具体的なものはないが、練習どおりの走りをする。(痛めた
足は)大丈夫。(リレー)関カレよりは上の順位へ。マイル決勝は出れたら出たい。(注
目してもらいたいところ)選手紹介のパフォーマンス。(最後の全カレ)悔いの残らない
ように」。
奥野裕嗣選手(200m、4×100mリレー出場予定)
「調子はふたをあけてみないと。目標はリレーで早稲田東海にくらいつく。200は自
己ベスト。来週の県選手権の刺激に。(リレーのバトン)試合になって。調整してベスト
を」。
菅沢崇裕選手(4×100mリレー出場予定)
「調子は良い感じ。目標はリレーで決勝行って表彰台に上る。いい感じでできてい
る。関カレよりいい走りを」。
西畑宏史選手(110mH出場予定)
「調子は絶好調。(目標)結果は分からないが一生懸命やれれば。自己ベストがでれ
ば気持ち良く。(注目してもらいたいところは)普通に見てもらえば。みなさんに応援し
てもらえれば。(最後の全カレ)泣いてしまわないようにこらえる(笑)」
1組目には田中宏幸と平野裕市が出場。序盤はともに先頭集団に絡み、なかなかの走りを見せる。田中は、その後8800mくらいから先頭から離されはじめ、最後は11番目でゴール。一方平野は、8000mすぎに先頭から遅れ、最後はフラフラになりながら20番目で倒れこみながらゴールした。
2組目は杵渕勉と小林朋幸の両4年生が出場した。流通経済大学の2選手が最初からとばされ、大きく差をつけられるという荒れた展開。杵渕は3位集団のやや前のほう、小林は真ん中あたりに。その状態のまま3位集団の5000mの通過は16分21秒ほど。7200mあたりで3位集団は細長くなりだし、杵渕は中盤くらいのままだが、小林は徐々に下がり始め表情がやや苦しそうに。その後、杵渕も疲れを見せ始め順位を落としてしまい15番目で、小林は粘り18位でゴール。
3組目は山口航と友廣哲也。この組は比較的安定したレース展開を見せ、集団のまま周回を重ねており、2選手にも上位の期待がかかった。友広は集団の前のほう、山口は真ん中あたりに。3000m通過も集団のまま。4000mをすぎたあたりから集団はやや崩れ長くなりだす。友広が遅れだすが、山口は変わらず。5600m付近では友広は集団の後ろのほうに、山口は真ん中より少し後ろのあたりに下がる。6400m付近で山口も集団の後ろのほうに。7600mからは2人とも完全に遅れをとり、9000mでは先頭に200mもの差をつけられてしまう。結局友広28番目、山口29番目でレースを終えた。
原田誠、岡田拓也の4組目での巻き返しに期待がかかった。原田は序盤から先頭争いを演じ、岡田もそのすぐ後ろあたりに。3000mあたりでは原田は2位集団に、岡田はその後ろの5位集団につけ上位進出を狙う。4000mあたりで原田のいる2位集団と、岡田のいる5位集団の差が詰まり、4400mで原田は5位集団に吸収。岡田は5位集団から遅れだす。5600mあたりから原田も縦長になりだした集団から遅れをとり、8000mあたりでは完全にスピードダウン。最終的には岡田23番目原田32番目でゴール、全日本駅伝本選への望みは完全に絶たれた。
主将の佐藤らけが人を抱える法大。昨年の予選会ではトップ通過をしたが、今回は30分を切る選手、一桁順位の選手は誰一人と現れず、総合順位10位の惨敗。昨年の予選会、そして今年の箱根駅伝で見せた輝きは完全に失われた。今後に大きな不安を残す試合となった。
成田監督
(今日の結果について)悪い面ばかりが出てしまった。けが人が多いということもあり、チーム内に競争心がない。(今日のレースは、序盤とばして、終盤失速というパターンが多かったですが)こちらの調整不足か練習不足か選手と話してみないとわからないが、作戦というわけではなかった。(これからの目標は?)箱根。このままでは出雲は考えられない。
出場組 | 選手名 | 順位 | 記録 |
1組 |
田中宏幸A |
11位 |
30分22秒71 |
平野裕市A |
20位 |
30分48秒43 |
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2組 |
杵渕 勉C |
15位 |
30分40秒79 |
小林朋幸C |
18位 |
30分52秒72 |
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3組 |
友廣哲也A |
28位 |
31分02秒05 |
山口 航B |
29位 |
31分02秒11 |
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4組 |
岡田拓也B |
23位 |
30分29秒28 |
原田 誠B |
32位 |
31分06秒56 |
総合成績 |
10位 |
4時間6分24秒64 |
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