人気バトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)の国内リーグ戦1年を締めくくる「PWI2018」が16日、都内で開催された。リーグ戦の成績とファン投票で選出された国内14チームと、招待枠として韓国の2チームの合計16チームが参加した。

ラウンド1から4までの4試合を行い、生き残った順や相手を倒した回数でポイントが付与された合計で順位が決まるPKLルールが適用された。ラウンド4で最後の1対1を制したSunSister Suicider'sがこの日2勝目をあげて総合王者となった。

PUBGは4人1チームで構成され、最後の1人またはチームとなること、通称「ドン勝」を目指すゲーム。ラウンド4終盤では遮蔽物の少ない麦畑に韓国チームが潜み、周囲を制圧する。1人、また1人と人数が減って最後は1対1の状況に。ここで遮蔽物に隠れながらライフルを連射していたSunSister Suicider'sのSabrac_は手榴弾を投げ込み見事に勝利した。息が詰まる攻防の決着に来場者からも大きな歓声が沸き起こった。

勝利のカギは味方のサポートと運だ。Sabrac_は「敵の位置は分からなかったけど見ていた仲間に『そこだ』と言われて投げた。運が良かった」と振り返った。さらに終盤にかけて身軽さを重視し所持品を手放していた。手榴弾は持っていなかったが、倒した敵の所持品に残っていた。「1つだけありました」。

今大会は各スポンサーの協力もあり、賞金総額1000万円の大会となった。優勝のSunSister Suicider'sには350万円が授与された。