<東都大学野球:中大2-2青学大>◇第1週2日目◇5日◇神宮

 今秋ドラフトの目玉候補右腕、中大沢村拓一投手(4年=佐野日大)が青学大戦の5回2死から登板した。二塁に走者を背負っていたが、3番木野学内野手(3年=PL学園)を自己最速タイの157キロ直球で空振り三振に切って取った。7月下旬に痛めた左脇腹肉離れの状態が心配されたが、その後も150キロ台の直球を連発。6回3分の1を5安打1失点で抑えた。沢村は「ケガもなかった。それはプラスかなと思う」と収穫を口にしながらも、「勝ち試合だった」と、延長15回引き分けに終わったことを悔やんでいた。