<東京6大学野球:早大7-2東大>◇第4週2日目◇3日◇神宮

 早大のドラフト候補右腕、福井優也投手(4年=済美)が5安打2失点で完投し、東大に雪辱した。

 1回に2点の先制を許したが、2回、3回と1点ずつ返して追い付くと、6回に渡辺侑也内野手(3年=聖光学院)が決勝の2点適時二塁打を放った。福井は「立ち上がりは気負いすぎて、慎重になりすぎた。勝てて良かった」と安堵(あんど)した。

 前日の1回戦は斎藤佑樹投手(4年=早実)が先発し、対東大05年秋以来の黒星を喫していた。

 4日、勝ち点をかけて3回戦を行う。