早大・大石、UCLA相手に5回8K
<早大4-6UCLA>◇2日(日本時間3日)◇ジャッキーロビンソン球場
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)=前田祐輔】今秋ドラフトの目玉、最速154キロを誇る早大・大石達也投手(3年=福岡大大濠)が、先発テストに一発合格した。UCLA戦で今季初登板し、最速146キロながら5回8奪三振。3安打2失点したが、3者連続3三振を2度マークした。斎藤佑樹投手(3年=早実)は勝ち越した直後の7回からマウンドに上がり2回4失点。チームは4―6で敗れ、斎藤に今季初の黒星がついた。
金属バットを持った大男たちに、大石が真っ向勝負を挑んだ。高めのつり球に、面白いようにバットが空を切る。「(昨夏の)日米野球の時に高めの真っすぐで三振が取れた。外国人はそこを振ってくるので、狙っていきました」と胸を張った。8三振中、7つを空振りで奪った。1回1死二塁と、5回無死一塁の場面からは、1段ギアを上げて3連続三振を奪った。
メジャー志向はない。すでに進路は国内1本と宣言している。ネット裏にはドジャース、ジャイアンツ、インディアンスなどのメジャースカウトが駆け付けたが、この日の試合後も「まずは日本で」と言った。九州男児らしい、いちずな一面が魅力の1つだ。
先発前日は、ビバリーヒルズの高級ステーキ店で1人1キロのステーキに挑戦し、栄養補給。昨年まで、リーグ戦の三振奪取率12・99と絶対的守護神として君臨したが、先発では1勝2敗と成績が出なかった。課題は「先発での成績」と繰り返し、オープン戦初戦から結果で見せた。
今キャンプは投打二刀流に挑戦中で、初戦は中堅手として2安打を放った。野手、投手、国内プロ、大リーグ…と引っ張りだこの鉄人。究極の目標は「ピッチャーをやっている以上、すべて三振を狙いたい」と「27三振」を追い掛ける。
[2010年3月4日9時21分 紙面から]
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