早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)が12日、キャンプ地の米国ロサンゼルスから帰国し、4季連続の開幕投手に照準を定めていく意向を明かした。日焼けした精悍(せいかん)な顔つきで「寒くないです」と1人半袖姿で帰国。開幕戦は4月10日の立大戦。順当なら先発は決定的で「いつもより仕上がりはいい。このまま行きたい」と通算6度目の大役を狙う。米国では計3試合に登板。第5戦では最速143キロをマークするなど、調子は上向きだ。将来、大リーグで投げたい気持ちも「強くなりました」と刺激を受けた。16日からはオープン戦が始まる。「なるべく投げたい」と、大学ラストイヤーに向けての準備を進めていく。