赤い稲妻キューバが、ハンカチ世代投手陣を警戒した。世界大学野球選手権(7月30日、神宮ほか)に2年ぶりに出場するキューバ代表について、アンドレス・ゴンサレス・バジェステル臨時代理大使が13日、都内で記者会見を行い、代表候補28人を発表した。予選リーグ同組となる日本とは、8月1日の第3戦で対戦する。同氏は「日本の投手陣は世界でベスト。キューバでも沢村、斎藤は良く知られている。世界のベストピッチャーと世界のベストバッターの戦い」と分析した。

 キューバ代表候補にはWBC出場選手が8人入った。デスパイネ外野手は北京五輪日本戦で3安打3打点。準決勝では米国ストラスバーグから本塁打を放った強打者だ。打撃コーチは元中日リナレス。初優勝を目指す早大・斎藤佑樹投手(4年=早実)らにとって、最大の強敵になる。