首都大学リーグ2部の桜美林大が25日、11年チーム初練習を行い、巨人川相昌弘2軍監督(46)を父に持つ川相拓也遊撃手(2年=桐蔭学園)は春季リーグでの1部昇格決定を誓った。同大は昨秋、2部グループBで全勝優勝を飾り、川相もベストナインを獲得。だがグループA優勝の東経大との代表決定戦に敗れ、1部入れ替え戦に進出できなかった。「昇格のために、春はバントを100%決めたい」と、プロ通算犠打533の世界記録を持つ父のように「バント職人」になることを決意。この日も、打撃やシートノックで流した。2月からは、元パイレーツ桑田真澄氏(42)の長男、桜美林・桑田真樹(まさき)外野手(3年)ら新入生が合流する。同じ有名人の父を持つ先輩として「自分でしっかり意識を持つことが大事だと思います」とエールを送った。