智弁和歌山(1位)が12安打8点で京都翔英を圧倒し、4強入りを決めた。

 3回に北阪太志(3年)の犠飛で1点を挙げ、4回は先頭・野口春樹(3年)からの4連打などで3点を追加。北阪は4-0の7回の中押し弾、8回はサヨナラコールドを決める中前適時打を放ち、3打点の活躍を見せた。守っても、橋祐我(ゆうが)投手(3年)が3安打1失点と好投した。

 高嶋仁監督(69)は「大会では、やってきたことを出せるかどうか。勝ち負けを気にせず、しっかり振れ! と伝えています」と語ったあとで「でも勝ちたいもんやからバントをしたら、全然決まらん。練習してないからですわ」と苦笑いだった。6月4日の準決勝は履正社(大阪)と対戦する。