歴代最多の400勝投手、金田正一氏(83)が28日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にゲスト出演。夏の甲子園優勝投手の作新学院(栃木)今井達也(3年)を絶賛した。

 「柔道で背負い投げがあるでしょ。ピッチャーというのはあれくらい腰を使って投げなきゃいけない。(今井は)腰を使える。最初から最後まで腰を使えるからこの暑い中でもへばらない。背負い投げの理論で手が遅れて出てくるしへばらない。見かけはパパッと放る高校生はたくさんいるがすぐ下半身がへたる。柔道にも他のスポーツにもヒントがあるっちゅうこと」。

 今井は最速152キロをマークし甲子園で優勝し高校日本代表に選出された。前日27日に行われた大学代表との壮行試合では2回を投げ5三振を奪う快投。ドラフト1位候補に浮上している。