早実(東京)清宮幸太郎内野手(3年)は三塁打と二塁打を放ったが8-11で敗れ8強入りはならなかった。

 相手のサイド右腕・安田の前に2打席目まではタイミングが合わず凡退したが第3打席で中三塁打。第4打席では3点を返す反撃の口火となる痛烈な右二塁打を放った。あと1本と迫っていた高校通算80号本塁打は今大会では出なかった。

 1回戦の明徳義塾戦は4打数1安打1四球で今大会は2試合で9打数3安打1四球だった。

 清宮のこの試合の打席内容は以下の通り。

▽第1打席 1回2死走者なし 115キロを打ち上げ三飛

▽第2打席 4回先頭打者 1ボールから2球目116キロを打って一ゴロ

▽第3打席 6回1死走者なし カウント2-2からの8球目126キロを高々と打ち上げ右飛かと思われたが右翼手と中堅手がお見合いし三塁打

▽第4打席 8回先頭打者 初球内角低めの115キロを引っ張って一塁線を破る痛烈な二塁打

▽第5打席 9回先頭打者 カウント2-2から5球目125キロを高々と打ち上げ遊飛。風に流され最後は遊撃手がダイブキャッチ