<高校野球広島大会:広島工8-3盈進>◇26日◇決勝◇マツダスタジアム

 広島工が20年ぶり5度目の甲子園の座を射止めた。2点先制を許しながらも同点に追いつき、5回2死一、二塁から久保田敦士内野手(3年)が右中間を破る勝ち越しの2点適時二塁打。塁上では派手にガッツポーズを繰り返した。高校通算45本塁打の宇佐美塁大内野手(3年)の四球後に好機が巡ってきた。「自分で決めるつもりだった。おいしいところで打ててよかった」と笑顔で振り返った。