<全国高校野球選手権:大阪桐蔭5-2高崎健康福祉大高崎>◇22日◇準々決勝

 高崎健康福祉大高崎(群馬)の1番打者、平山敦規外野手(3年=165センチ、65キロ、右投げ左打ち)が3盗塁を決め、今大会通算8盗塁をマーク、個人最多盗塁記録に並んだ。

 1回、四球で出塁するとすかさず二盗成功。3回には内野安打で出塁し二盗を決めた。7回の第4打席、四球を選び出塁し二盗成功。1921年の第7回大会で京都一商(現西京)の原田が作った1大会8盗塁(4試合)の大会記録に93年ぶりに並んだ。

 平山は1回戦の岩国戦で1個、2回戦の利府戦と3回戦の山形中央戦で2個ずつ盗塁を記録していた。

 「数は意識していませんでした。そういう結果になったことは素直にうれしいです。自分の持ち味を甲子園という大舞台で出せました」と話した。

 チームは2-5で敗戦。記録更新はならなかった。