<高校野球秋季近畿大会:箕島6-5津名>◇19日◇1回戦◇京都わかさ

 箕島(和歌山1位)が津名(兵庫3位)に競り勝ち、09年以来のセンバツ出場に前進した。

 初回に岡本響介外野手(1年)の適時三塁打などで3点を先制し、2回にも井上翔太内野手(1年)の適時打で1点を追加。6-3で迎えた9回に津名に2点を返され、なお2死一、三塁のピンチでエース福居蓮矢(1年)が踏ん張った。

 24年ぶりに秋の和歌山を制し、近畿の初戦も突破。尾藤強監督(45)は「秋にスタートしたときは、どんなチーム相手でもコールド負けする可能性があると思っていました。近畿大会出場なんて考えられなかった」と、成長を続けるナインをまぶしそうに見つめていた。