宇治山田商の148キロ右腕・平生拓也投手(3年)が、今大会から宿舎でのウエートトレーニングを導入し、初戦の安房(千葉)戦に万全を期す。23日、兵庫・尼崎市内のグラウンドでノック、投内連携などの練習を行った平生は「練習以外にも身体を動かしたかった。お願いして持ってきてもらった」と話した。

 苦い思い出がある。平日でも約4時間ある普段の練習に比べて、大阪入りしてからの練習時間は2時間と限られている。昨夏の甲子園では大会7日目第3試合の「大トリ」で登場。体調管理に失敗し、体重が5キロ以上増量。力を発揮することができなかった。

 今回も大会6日目の出場となったため、ベンチプレスなどの機材を持ち込み、宿舎でウエートトレーニングをすることに決めたという。前日22日には安房-城北(熊本)を観戦。「特には意識はしていないが、負けるわけにはいかない」。快速右腕が初戦に向けて着々と準備を整えている。