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花巻東菊池が連続12K連続完封/センバツ

最後の打者を打ち取り、雄叫びをあげてガッツポーズをする花巻東・菊池
最後の打者を打ち取り、雄叫びをあげてガッツポーズをする花巻東・菊池

<センバツ高校野球:花巻東4-0明豊>◇29日◇2回戦

 花巻東(岩手)のドラフト1位候補左腕、菊池雄星投手(3年)が最速149キロで12奪三振。2試合連続完封で岩手県勢25年ぶりの8強入りを果たした。

 ピンチをしのぐごとに、菊池がほえた。大会通算2000試合目となる一戦で「ニュー菊池」を披露した。2試合連続完封も、8回途中まで完全試合ペースだった25日鵡川戦とは違う内容だった。立ち上がりから変化球を狙われ3、9回以外は走者を背負ったが、最後までゼロを並べた。

 菊池 変化球の切れが悪かったので、直球中心に攻めました。3年間で一番練習してきたのが直球。悔いを残すより、直球でホームランを打たれた方がいいと思いました。

 鵡川戦で最速152キロをたたき出したが、この日は149キロ。「スピードガンコンテストじゃない。ランナーを背負ってから本来の投球ができた」と振り返った。大事な局面で抜群の制球を発揮する左腕。生まれつき右利きだった。保育園で間違えて鉛筆の持ち方を左で教わり、気付いたら左手でボールを投げていた。食事は右手ではしを持つなど両手を器用に扱う。「左じゃなかったら、ここまでできなかったかも」と話した。

 2戦連続無失策の味方守備にも助けられ、「みんなで勝った勝利です」と強調した。そして「ほとんど失投しか打たれていない」と自信を深める。天性の力を秘めた左腕が、準々決勝のマウンドに上がる。【由本裕貴】

 [2009年3月30日8時4分 紙面から]


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