今春センバツ準優勝のプロ注目左腕、花巻東・菊池雄星投手(3年)が県大会前の最終調整を終えた。花巻球場で5日、東陵(宮城)との練習試合に先発。5回を1安打6三振で無失点に抑えた。投球フォームの確認と省エネ投球を課題にとしたが、フルカウントが3度あるなど5回で75球の球数。それでも自慢の快速球と切れ味鋭い変化球で、昨秋東北大会に出場した強豪を牛耳った。

 練習に集中させるため、選手への取材は禁止。佐々木洋監督(33)は「これまでやってきたことが、あとは結果としてついてくるかです」と、菊池の練習の成果に期待する。スタミナ強化のため水泳トレーニングに励み、体重もセンバツ時より約2キロ増えた。最速152キロを誇る逸材が、万全の状態で最後の夏を迎える。【由本裕貴】