13日のオープン戦で左太ももを痛めたカブス和田毅投手が26日(日本時間27日)、故障後初のブルペンで36球を投げ「マウンドの傾斜に慣れることを意識した。コントロールだけ気を付けて低めに投げた」と話した。

 力の入れ具合は5~6割だそうだが、カーブとスライダーを交えて丁寧に投げ込み、太ももの痛みは「ない」と言い切った。戦列を離れている間に右打者の内角から、ストライクゾーンに入ってくる球に磨きをかけたいといい「一つ武器を増やせれば。けがはマイナスだけじゃないと考えてやっていく」と前向きだった。