レッドソックス田沢純一投手は２点を追う９回表に登板し、２番ハンターからの好打順を３者凡退に封じた。「３人で抑えて攻撃につながれば」という思いは実らずに、チームは敗れたが、緩急をつけた投球が光った。

　長いシーズンで調子を維持することの難しさも十分に理解している。普段と違うリードされた場面でのマウンドだったが「崩れるのは簡単。自分がやるべきことをしっかりやるだけ」と、気持ちを引き締めていた。