脳震とうの症状で7日間の故障者リスト(DL)入りしていたジャイアンツ青木宣親外野手(33)が戦列復帰し、「6番左翼」で先発した。

 打席では、4打席目に安打が生まれた。左腕ワトソンの初球シンカーを積極的に振り、きれいに左前に運んだ。四球で出塁した2回の第1打席では、6月1日以来となる今季13個目の盗塁成功。4打数1安打1盗塁で、打率は3割2厘となった。

 青木は「脳震とうの兆候みたいなものもまったくなかったですし、その辺は気持ちよくプレーできました。健康で野球ができるってことが、いつも以上にうれしく思いましたね」と話した。