ポスティング制度でメジャー移籍を目指す広島前田健太投手(27)が、今週早々にも緊急渡米し、本格交渉を進めることが13日、分かった。

 米球界の複数関係者によると、前田は今週中にも米国入り。すでにポスティングの手続きは日米両国間で承諾され、2000万ドル(約24億円)の移籍金を支払う意思のある全球団と交渉可能な状況にあり、本人同席の上で具体的な折衝に入る可能性が高まってきた。

 移籍先の有力候補の1つでもあるドジャースや、エンゼルスの本拠地など、各球団の施設を訪問するプランも浮上している。