マーリンズのイチロー外野手(42)がフィリーズ戦に代打から出場し、9回裏右翼の守備に入った。

 0-2の9回先頭で打席に入り、投ゴロに倒れたが、次のリアルミュートが中前打、3番イエリチが二塁打で1点を返し、4番スタントンが四球で出塁したところでペレスが代走に入りスタントンが交代したため、同点に追いついた後にイチローが代わって右翼に入った。延長10回にも2死一塁で打席が回り、四球を選んだ。1打数無安打1四球で、通算3000安打まで6のままだったが、出塁率は4割2分3厘に上がった。打率は3割4分5厘。

 チームは延長11回に2番プラードのソロ本塁打で勝利した。

 マッティングリー監督は「代走を出しスタントンを下げた後に延長になったが、イチローがいたし、問題はなかった。試合に勝つための作戦だった」と話した。