ドジャース前田健太投手が5連勝で13勝目(7敗)を挙げた。

 ジャイアンツとの本拠地での首位攻防3連戦の初戦に先発。1、2回は無失点に抑えたが、2-0とリードした3回に制球が甘くなり、3安打1四球で2点を奪われ同点に追いつかれた。直後にゴンザレスの犠飛で勝ち越し点をもらったが、5回、1死一塁から3番ベルトに右翼フェンス直撃の二塁打を浴びて再び同点に追いつかれた。なおも自らの暴投で2死二、三塁のピンチを迎えたが、この場面ではスタンドの大声援を受けながら6番ペンスを内角高めの速球で空振り三振に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

 チームは5回裏にゴンザレスに2点適時打が飛び出し、5-3と再び勝ち越し、前田は勝ち投手の権利を持って降板した。投球内容は5回を投げ、6安打4四球4三振3失点で、防御率は3・37。

 首位ドジャースは9-5で勝ち、2位ジャイアンツとのゲーム差を2に広げた。