マーリンズ・イチロー外野手(42)がインディアンス戦に「2番DH」で出場し、3試合ぶりの無安打に終わった。

 緩急と内外角を巧みに使う先発右腕カラスコに対し、1回は中飛、4回は空振り三振、5回と8回はいずれも二ゴロに倒れ、4打数無安打だった。打率は2割8分8厘に下がった。

 チームは先発右腕キャシュナーが立ち上がりから乱調で大量リードを許し、完敗した。これで最近10試合は3勝7敗と苦戦が続いている。

 マッティングリー監督は試合後、1回に審判が明らかなスイングを空振りと取らないといった不利な判定をされたことなどに憤り「若いチームとしては、プレーオフ進出を争うためにこの9月にすべての試合を勝ちに行かなければならない。1回の判定は試合をすべて壊した」と激怒していた。