ドジャース前田健太投手が24日(日本時間25日)、本拠地ロサンゼルスのドジャースタジアムで報道陣に対応し「1年を通してローテーションを守って16勝できた。優勝してポストシーズンも経験できた。今年くらいは(自分を)褒めてもいいんじゃないか」と、メジャー1年目のシーズンを総括した。

 プロ野球広島からポスティングシステムを利用してドジャースに移籍した前田は、レギュラーシーズンではチーム最多の勝利と投球回数をマークし、ナ・リーグ西地区4連覇に貢献した。プレーオフでは3試合に先発し、勝ち投手にはなれなかったものの「思ったよりできた部分もあるし、もっとできたかなという部分もある。課題も含めていろいろな発見ができて、来季が楽しみ」と前向きに語った。

 ロバーツ監督も今季を振り返る記者会見に臨み、前田について「米国にうまく適応し、際立ったシーズンを送った。手ごわい投手にして勇気を持ち続ける男で、誇りに思う」と話した。