レイズの右腕エラスモ・ラミレス投手(27)が珍記録を成し遂げた。

 ラミレスは延長15回を戦い8-6で勝利した28日のツインズ戦で15回に登板。ツ軍を3人で退けて今季初セーブを記録した。

 すると翌29日のレンジャーズ戦では、なんと先発のマウンドに立った。2回1/3を投げ、6安打4失点、1三振1四球。勝ち負けはつかなかったが、チームは10-8で勝利した。

 セーブを挙げ、その翌日に先発したのは84年のスティーブ・ファー(インディアンス)以来。

 セーブを挙げ、チームの次の試合に先発したのはラミレスと同じニカラグア出身のデニス・マルティネス以来。

 ラミレスの憧れだったというマルティネスは93年にエクスポズの一員として7月11日パドレス戦でセーブを記録。球宴をはさんで4日後の15日ドジャース戦で先発し、負け投手になった。