【ミネアポリス9日(日本時間10日)=斎藤庸裕】エンゼルスの若き主砲マイク・トラウト外野手(26)が、右肘内側側副靱帯(じんたい)を痛めた大谷翔平投手(23)にエールを送った。

 9日(日本時間10日)のツインズ戦の試合前に取材に応じ、大谷の離脱について「つらいね。彼はチームにとって大きな一員だった。戻ってくるまで、ここにいるみんなで頑張らないといけない」と話した。

 けがが判明後には大谷と水原通訳を通じて会話したという。その時の様子について「落ち込んでいたよ。つらいことだから」と明かし、「彼はここまで素晴らしい活躍をしてきたしね」と思いやった。

 現時点で手術は回避しているものの、投手としては復帰までに時間がかかる見込み。リハビリも行う必要がある。精神的に安定させるためには「外に出るのも難しいだろうけど、ただただ、ポジティブでいること。治療をして戻ってくるために努力する。睡眠も大事。ただ、やっぱり大事なのはポジティブでいること」と激励した。